ご近所ジョジョ物語
第2話・再会・後編
言われるままに応接間に通される二人。 豪邸につき物のシャンデリアなどが盛りだくさん。 ヴァニラアイス:スゴイですね〜、DIO様 DIO:ノーコメントだ。 花京院:で、僕は今、デザイナーをやっているんだ。 ヴァニラアイス:デザイナーですか! 花京院:そうなんだ。洋服のね・・。 やっと店が30店を超えたところなんだけど・・。 ヴァニラアイス:ハァ・・・やっと・・・・30店・・ですか・・。 やっとなんですね。30店って・・。 花京院:今度遊びにおいでよ。本店に居るからさ。 ヴァニラアイス:そうですね、行かせていただきます! 花京院:ところで仕事の件じゃなかったっけ? ヴァニラアイス:ハイ、夜出来て、いい感じに稼げる仕事はないでしょうか? DIO:・・・・・・・・。(横を向いている) 花京院:DIO。 DIO:・・・・なんだ 花京院:君がやるんだろ?もう少しやる気を出したら? DIO:なじまないだけだ・・。 花京院:しかたないかな・・・まだ・・・。 DIOが、探してるんだよね? DIO:・・・・・・そうだ。 ヴァニラアイス:はい、そうです。 花京院:じゃあ、ホストなんかいいんじゃない? DIO:はぁ?! 花京院:別に悪い仕事じゃないんじゃない? 今までやってたことの延長線上だし。 DIO:人聞きの悪い・・。 ヴァニラアイス:女の人をおとすんですね。 花京院:あはは、そうだね。 DIO:・・・・ 花京院:面白いと思うよ? DIO:・・・・・ 花京院:女には困らないし。給金もいいし。 DIO:・・・・・ 花京院:その顔なら平気だよ。夜で儲かるって行ったらコレが一番。 DIO:・・・・ 花京院:あからさまに嫌そうな顔してるね・・。 DIO:そうか? 花京院:それ以外っていっても・・・・あとは・・・ ヴァニラアイス:他にもあるんですか? 花京院:あるけど・・・お勧めしたくないし・・・なんか恥ずかしいよ・・。 ヴァニラアイス:恥ずかしい仕事ですか? 花京院:オカマバーとか・・。 DIO:ぶっ!!! 花京院:ホモバーとか・・。 DIO:げっ! 花京院:体を売るとか DIO:何を言っているーーーーーーーーッ!!! ヴァニラアイス:それは恥ずかしいですねー・・。 花京院:例えばの話だよ・・。そんなに嫌がることないじゃない、DIO。 DIO:聞いているだけで鳥肌が立つ・・・・・。 花京院:じゃ、きまりじゃない? DIO:ホスト・・か? ヴァニラアイス:お似合いかもしれませんよ。DIO様。 花京院:本当は昼出来ればいいんだけど・・ DIO:無理を知っていて言うな。 花京院:ごめんごめん。じゃあ、僕の知り合いがやってるとこでいい? ヴァニラアイス:このへんですか? 花京院:足利市内ではあるよ。 DIO:しかたない・・・・・。 こうして、DIOの仕事先はホストに決まった。 かなり不安はあったが。 NEXT |