待ち人来たらず

その日は暑かった
きっと来るだろうと思ってずっと立っていた
その人は来なかった

その日は雨が降っていた
しだいに雨は強くなり地面に激しく打ちかかるけど
でもその人は来なかった

風の強い日
吹きすさぶ風の中木の葉がかさかさと泣く
やっぱりそのひとは来なかった。

今日は雪が降るという
吐く息は白く指先は痛くなるほど寒いです
でもやっぱり待ち続ける
あの人を信じているから
親切な人が教えてくれました
「明日になってもあの人は来ません」
待っているだけではだめですか?



前野さんから頂いた投稿の詩です。
気がつくと待っているだけだった、
それに気がついた方はいらっしゃいますか?(^^
前野さん!有難う御座いました!