さぁ、踊ろうじゃないか。
最後だ。
見えなくなる、何もかも
私の姿も白く消える。
私も、消える。

そう、それにとって私は単なる霧のような物。

風が吹けばそれに煽られ、拡散して消える

掴むことも出来まい。

無理なんだ。無理なんだよ。

私に触れることは出来ないのだよ。

誰も。
誰も。
誰も!

触れては、くれないのだよ。

見えなくなる、何もかも。

自分自身さえも。